価格:¥4,400 (税込)
素材 磁器
サイズ 約口径93 高さ72mm
備考 古物のため若干の個体差がございます。コンディションが理由による返品交換は受け付けませんのでご了承ください。
18世紀後半江戸末期、蕎麦が大ブームになり、江戸の街に4千件近い蕎麦屋があったという文献も残されていて、まさに今で言うファーストフード店の様なものでした。この蕎麦の流行とともに、蕎麦猪口もありふれた器になり、何にでも使いやすい形になっていきました。
本品の蕎麦猪口は、外側は淡く優しい印象の青磁釉で使いやすい印象。内側の縁文様の四方襷(よもだすき)と底の五弁花は染付で描かれています。サイズがやや大振りなので、ほうじ茶やカフェオレなどたっぷり飲みたい飲み物にいかがでしょう。スープや和物などの小鉢などにも良さそうです。
蕎麦猪口の底を見れば、ある程度年代を推測することができると言われています。江戸時代初期・中期の特徴は、裏全体に釉薬あり。江戸後期の特徴は、裏面中心にだけ釉薬あり。明治になると釉薬が全然無いというのが一般的だそうです。
個体によって、薄らと貫入がありますが使用には支障ありません。気になる場合は、在庫分の画像詳細をお送りします。