価格:¥2,200 (税込)
素材 い草
サイズ 14×15cm
色 各色(画像参照)
備考 手仕事のためサイズと柄の出方に若干の個体差があります。
岡山県倉敷の「三宅松三郎商店」は1912年の創業以降、い草製品の花むしろを製造していました。最近まで三代目の三宅隆さんと奥様の操さんのお二人で、い草の仕入れから製品の販売まで切り盛りをされていましたが、ご高齢なこともあり最近は製造の方は縮小されています。
三宅さんは民芸運動の流れを汲んだものづくりをされてきたので、過去には人間国宝の染色家である芹沢銈介さんがデザイン図面に関わったことがあります。工房にお邪魔した際にその図案集と、再現された花むしろを拝見することができました。
その貴重な花むしろのデッドストックをお分け頂いたので若干数のご紹介です。当時のい草は品質に優れており、細くて綺麗。また現在では難しい手織りのような織り方なので、複雑なデザインが再現されています。縁の処理は操さんが丁寧に手縫いされています。こんなに完全なる手仕事の工芸が日常の暮らしの道具とは。今となってはとても贅沢なことだと思います。
※ネコポスは日時指定が出来ませんのでご注意ください。